わずか十大歳の宇多田ヒカルさんのCDが六百万枚を突破したとか。また「だんご三兄弟」も大評判で、だんご屋さんの売れ行きも、好調だと言われています。

そんな話題の中で、「なぜ環境をテーマにした歌がでてこないのか」ということになった。そのあげくのはてに「あなたが作詞したら」とおだてられ、その気になったのです。

何度もなんども書き直して、「しゃぼんだま」のペンネームの詞（うた）が出来ました。

日頃、私が話をしていることや考えていることを、こどもの気持ちで表現しています。

生き方を変えようよ

♪ ねぇ おじいちゃん
空気や水がなかったら
生きてはゆけないね
どうしてみんなで
汚しているの
人間はおかしいね

ねぇ おばぁちやん
地や海が汚れたら
食べ物こわいね
どうしてみんなで
汚しているの
人間はおかしいね

青いお空にきれいな虹が
似合うような地球
ぼくらの夢をかなえてよ
いまの大人（おとな）たち

ねぇ おとうさん
便利で楽なくらしより
健康で過ごせる
みどりの地球を
大切にしよう
生き方を変えようよ

ねぇ おかあさん
メダカやミミズミジンコが
住んでる地球なら
安心できるね
子孫（こども）のために
生き方を変えようよ

今なら間に合う
急ごうよ
みんなのために

この詞を北九州在住の会員、渡辺知子さんが作曲し、ご主人の橋本たかしさんと一緒に歌ってくれました。

これが意外に好評。CDをつくろう、もう一曲。ということで、今度は大人が昔を思い出して生き方を反省する「心に夢を」が出来ました。

「あんまり調子に乗っちやダメ」と、女房どのはのたまうけど、学校の環境教育の一環になればと、こちらも乗りかかった船です。

心に夢を

♪ こどもの頃は よかったね
夢を見るよな 青い空
ぼっかり浮かぶ 白い雲
小川の水は さらさらと
メダカやフナも泳いでた

小鳥の声や 野うさぎの
走る姿を 思い出す
きれいな虹に シャボン玉
みんな共に 生きていた
明るい地球を 残そうよ

生き物たちの ふるさとは
大きな森 と広い海
豊かな大地 日の光
こどもの頃を もう一度
心に夢を 持ちたいね

七月十五日の私の誕生日は、仕入先との納涼懇親会です。この席で、歌を発表する予定です。

さあ、これがうまくいくかどうか、今から楽しみです。人間誰しも夢を持ちたいものです。

まさかシャボン屋の親父が作詞するなんて、思ってもいなかったから。

皆さま、お笑いくださるな。「豚もおだてられりゃ木に登る」と言うではありませんか。

これも遊ぴ心です。

シャボン玉友の会だより＜NO.48＞