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シャボン玉友の会だより<NO.44>平成11年1月1日発行
五十周年を迎えて

謹賀新年

   旧年中は大変ありがとうございました。お陰様で、昨年も全部門(製造・販売・友の会)で一○%増加を達成することができました。これも、皆さまの応援のお陰です。改めて御札申し上げます。
かねてより計画していましたケン化釜の増設工事が、十二月下句より始まりました。工事中見学に来られた方に、ご迷惑のかからぬようにいたしますが、見学中止の日もございます。そのときは来社日をご変更願う場合もあります。ご諒承下さい。
   完成は四月末の予定です。五○トン釜が三基増えます。ケン化釜の総トン数は三百二十五トンに増加します。これで当面、品切れをおこすことはないと思います。
   昔は広い敷地だと思っていましたが、今や敷地も手狭になり、あとは駐車場を残すだけになりました。本年も倍旧のご支援をお願いします。

   ところで、二十一世紀を目前にした一九九九年、シャボン玉石けんは会社設立五十周年、無添加シャボン玉製造販売開始二十五周年という節目の年を迎えます。
   この記念事業として、朝日新聞社(創立百二十周年)とテレビ朝日(開局四十周年)共催の「sakamotoオペラ一九九九」(仮題)に、特別協賛することになりました。
   世界で活躍する音楽家・坂本龍一氏が最新技術を盛りこんだ新しい総合舞台芸術を創り出すことでしょう。大いに期待しています。
公演は九月四、五日に大阪城ホール、九月九、十二日に東京の日本武道館で行われます。
   テーマは「地球環境、愛、救い、共生」です。弊社の「人にやざしいものは、自然にもやさしい」企業理念と、完全にマッチします。
しかも驚いたことに、坂本氏はシャボン玉愛用者です。弊社が特別協賛に踏み切った理由は、坂本龍一氏本人が是非弊社に協賛して欲しい、という強い意向と、「公害を撒き散らす企業の協賛はダメだ」との嬉しい言葉に、私の侠気(おとこぎ)がくすぐられたからです。

   「いま興味のあるテーマは『共生』だ。人間はこの地球上で生きている限り、動物、植物、ウイルス、バクテリア、細菌などと共生していかなければならない。それをどう表現していくか。モンゴルでのヒトと馬と草原の共生、動物の声など自然音と音楽の融合、アフリカ・ピグミー族のポリフォニー、グルジアの民族音楽アンクルンの演奏など、リーダーのいない音楽にも興味がある。」(坂本氏談)

   「共生」とは言うまでもなく異なる人種、異なる支化の共生だけではなく、人間と生物、環境、またわれわれが生きているこの地球という天体との共生のことでもある。
   今後、朝日新聞社とテレビ朝日は、新聞・雑誌・インターネットなどの記事や番組で「sakamotoオペラ一九九九」を多面的に報道、紹介するほか、さまざまな関連イベントを実施する予定です。
   五月に、私と坂本龍一氏との紙面対談(全十五段)の掲載も予定されています。いずれにしても、坂本オペラは今年の大きなイベントになるでしょう。そしてシャボン玉の名前が一段と多くの人たちに認知されることを願っています。

シャボン玉友の会だより<NO.44>

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