シャボン玉友の会だより石けんQ&A
シャボン玉石けんは酸化防止剤、香料、色素などの化学物質や合成添加物を使用していません。
ベビー用石けんやシャンプーや哺乳瓶の洗い方
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現在妊娠八ヵ月に入り、出産準備をはじめました。ベビー用の石けんやシャンプー、沐浴剤など、その数の多さには驚くばかりです。いろんな情報を集めるほど混乱してしまいます。
哺乳瓶に熱湯を注ぐと、環境ホルモンが溶け出すということはよく聞きますが、哺乳瓶の洗い方や、どんな素材の哺乳瓶を選んだらいいのか、教えてください。
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市場では、ベビー用として多くの商品が出回っていますが、「ベビー用」だから肌にやさしいと思い込んで「ベビーソープ」を買い求める大人もかなりいるようです。
実際に産院などでも哺乳瓶をミルトンなどの薬液で消毒して いるところが多いようです(また、そのような指導を行っています)。
ところがこれらの薬液は、大人でも手を荒らしてしまうほどの強い作用を持っています。殺菌剤に浸した哺乳瓶や乳首は、赤ちやんの口に直接入るもの。残留した薬剤が体に及ぼす影響を考えると恐ろしいことです。
一番安全なのは無添加の石けんで洗って、煮沸洗いを行うことです。
■哺乳瓶の洗い方
- 使用済みの哺乳瓶は、お湯ですすぐ。
- 粉石けんをお湯に溶かし、その中に哺乳瓶をつけて、ポトルプラシでていねいに洗う。水を流しながらすすぎ、ふせて乾燥させる。
- 煮沸消毒は夜、翌日使用する分も一緒にしておくと楽。
大きな鍋に哺乳瓶が完全に浸かる程度の水を入れて、沸騰させる。沸騰してから約五分間弱火で煮る。乳首とキャップを入れて、さらに三分沸騰させる。 - 熱いうちに取り出して、水を切り、ホコリや雑菌がつかないように、ふたのついたケースなどに保存する。
※消毒を必要とするのは、だい たい三力月位までが目安です。
■哺乳瓶の素材について
ほとんど、容器に表示があるので、確かめてからガラス製のものを購入しましょう。たとえば「ポリカーポネート」は「PC」とも表示されています。熱いお湯やミルクを注ぐことによって、環境ホルモンの「ビスフェノールA」が溶出するのです。
この物質は精子を滅らしたり、乳癌細胞を増やしてしまう恐ろしい作用を秘めています。
抵抗力のない赤ちやんが、このような毒の溶け出したミルクを飲んでるなんて、考えただけでも恐ろしいことです。
台所で使うプラスチックの容器類について、選ぶ際のポイントは、裏面を見て このマークがあれば、現在のところ環境ホルモンとは無関係といっていいでしよう。
以上、シャボン玉友の会だよりNo.48