シャボン玉友の会だより石けんQ&A
シャボン玉石けんは酸化防止剤、香料、色素などの化学物質や合成添加物を使用していません。
粉石けんを作るときの熟成とは
<Q1>
「石けんを作る時の、「熟成」の意味が自分の中で今一つはっきりしません。牛脂と苛性ソーダを合せて自然に反応するのを待っていることなのですか?
その何回かの反応に1週間かかるわけですよね。「自然流せっけん読本」の中にも、「熟成」という言葉はたくさん出てきますが、それが具体的にどういうことなのかが、よくわかりません。
<A1>
熟成の意味は、お酒やウイスキー、ワインなど作ったばかりのものより、ある程度寝かせたものの方がまろやかになり、これを「熟成」といいます。そのほか、味噌や醤油も寝かせて熟成させます。
石けんを熟成させることの意味は、アルカリの苛性ソーダと酸性の油脂を反応させる時、攪拌させてじっくり時間をかければ、酸とアルカリが密接に結ぴつくので、ペーハーも安定し、石けんの中に未反応の油や過剰なアルカリ分がなくなり、上質な肌にやさしい石けんができます。
シャボン玉石けんが一週間手間をかけて作る意味は、ここにあります。
以上、シャボン玉友の会だよりNo.48