今の洗い方で石けんの洗浄力は発揮できていますか?
石けんの本来の洗浄力に気づかず、「石けんは汚れ落ちが悪い」と思い込んでいる方も多いとよく耳にします。洗濯の時、洗濯機を覗いてみてください。しつかり泡立っていますか?
石けんでの洗濯に不満を持つ方の原因として、たいていの場合は洗濯の際、泡が充分に立っていない状態で洗濯していたり、すすぎが不十分であることが考えられます。基本的なことではありますが、意外にできていないことが多いのです。
面倒でもしっかり泡立てて使うこと、また衣類が汚れている場合は規定量で泡立たなければ粉石けんの量を通常よりも増やすことで洗浄力に格段の差が出ます。
夏の間は水温も高いので、洗面器に粉石けんを入れて、水道の水を勢いよく入れるだけでもかなり泡立ちます。地域の水の硬度 (カルシウム分やマグネシウム分の含有量) により泡立ちに差は多少ありますが、その場合も使用する粉石けんの量を調節してください。
石けんがダマになるという場合は粉石けんネットに入れて洗ってみるのも良いでしょう。
ほとんど石けんだけでもメイクを落と主ことはできますが、マスカラや落ちにくいアイメイクはやさしくオリーブオイルをなじませて、ティッシュで抑えて油分を除きます。その後洗い流さず、泡立てた石けんで洗顔すれば、スッキリしかもしっとりした洗い心地になります。
百円ショップにも売っている 「泡立てネット」を使うときめ細かい泡を作ることが出来ます。また網の目状になった水きりネットでも泡立てネットとして代用できるのでお試しください。
「せっけんシャンプーはベタつく」という方の場合も、思い切って石けんの量を増やしアワアワ状態でシャンプーすると想像以上に洗髪後はスッキリします。少量で泡が立っていない方がすすぎの段階でもベタベタして水の切れが悪いのです。
シャボン玉リンス (クエン酸)を洗面器のお湯に溶かして、その中で頭皮をマッサージしながらすすぐとよりさっぱりした感じになります。
シャボン玉友の会だよりNo.80より
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