<Q3> 現在妊娠八ヵ月に入り、出産準備をはじめました。ベビー用の石けんやシャンプー、沐浴剤など、その数の多さには驚くばかりです。いろんな情報を集めるほど混乱してしまいます。 哺乳瓶に熱湯を注ぐと、環境ホルモンが溶け出すということはよく聞きますが、哺乳瓶の洗い方や、どんな素材の哺乳瓶を選んだらいいのか、教えてください。 |
<A3> 実際に産院などでも哺乳瓶をミルトンなどの薬液で消毒して いるところが多いようです(また、そのような指導を行っています)。 ところがこれらの薬液は、大人でも手を荒らしてしまうほどの強い作用を持っています。殺菌剤に浸した哺乳瓶や乳首は、赤ちやんの口に直接入るもの。残留した薬剤が体に及ぼす影響を考えると恐ろしいことです。 一番安全なのは無添加の石けんで洗って、煮沸洗いを行うことです。 ■哺乳瓶の洗い方
※消毒を必要とするのは、だい たい三力月位までが目安です。 ■哺乳瓶の素材について ほとんど、容器に表示があるので、確かめてからガラス製のものを購入しましょう。たとえば「ポリカーポネート」は「PC」とも表示されています。熱いお湯やミルクを注ぐことによって、環境ホルモンの「ビスフェノールA」が溶出するのです。 この物質は精子を滅らしたり、乳癌細胞を増やしてしまう恐ろしい作用を秘めています。 抵抗力のない赤ちやんが、このような毒の溶け出したミルクを飲んでるなんて、考えただけでも恐ろしいことです。 台所で使うプラスチックの容器類について、選ぶ際のポイントは、裏面を見て このマークがあれば、現在のところ環境ホルモンとは無関係といっていいでしよう。 |