シミの応急処置と泥汚れ衣類の洗濯方法・・・＞せっけんＱ＆Ａ

シミの応急処置と泥汚れ衣類の洗濯方法

シミの応急処置方法・洗濯方法教えてください

先日、お気に入りの白いシャツにコーヒーをこぼしてしまいました。すぐに洗えばよかったのですが、そのままにしてしまい、気づいた頃はもう遅く、シミがうっすら残ってしまいました。今後のためにも、シミの応急処置を教えてもらえないでしょうか。それから、幼稚園に通う子供が毎日泥だらけで遊ぶので、洗濯もひと苦労です。泥汚れをきれいに落とす洗濯方法も教えてください。

自分でできる、シミの応急処置

シミは、処置が早ければ落ちる汚れでも、時間が経つにつれて落ちにくくなってしまいます。自分でできる、シミの応急処置についてご紹介します。

【水溶性のシミ（コーヒー・しょうゆ・ソース・果汁など）】
(1)シミをつけてしまった衣類の下にタオルを敷きます。もうひとつ水で濡らしたタオルを用意し、それに汚れを移す感じでシミ部分をトントンとたたきます。
(2)水で濡らし、絞ったタオルに固形石けん（もしくは液体石けん）をつけて、(1)と同じようにたたいてください。
(3)霧吹きでシミを周囲にぼかし、乾いたタオルで水分を拭き取ります。

※丈夫な木綿や化繊であれば、40～50℃のお湯に酸素系漂白剤を入れて一晩つけ置き洗いするのも良いでしょう。

【泥汚れ】
(1)泥がついたまま洗うと、衣類全体が泥の色に染まる場合があります。水で丸洗い可能なものでも、まずは泥を乾燥させてから手で揉んで落としましょう。
(2)汚れ部分を濡らして固形石けんをを塗り込み、手で揉み洗いします。その後、洗濯機で通常通り洗ってください。

（※注意）　特にドライマーク表示のものなどは、こすったりすると泥が繊維の中まで入って取れにくくなることもあります。泥が乾くまで洗わなないことはもちろん、乾いたら古い歯ブラシで表面の泥をそっと取り、あとは専門の業者にお任せした方が良いでしょう。

以上、シャボン玉友の会だよりNo.112より

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