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苛性ソーダ・石鹸 基礎知識 |
シャボン玉石けんを作るときに使用する苛性ソーダは化学物質ではありません。
苛性ソーダは水酸化ナトリウムともいい、食塩の電気分解によって作られます。単独ですとアルカリが強いので、取り扱いに注意が必要です。
固形石けんや粉石けんは油脂と苛性ソーダを反応させて作ります。シャボン玉石けんは、油脂を炊いて苛性ソーダを反応させる「ケン化法」で一週間熟成させて作っています。
じっくり時間をかけることで、酸とアルカリが密接に結びつき、pHが10.2〜10.4に安定します。石けん中の遊離アルカリ性は、わずか0.1%以下、出来上がった石けんは純石けん分99%で、木綿・化繊・ウールまで水で洗える繊維は何でも洗えます。JIS規格にもあるように、純石けん分94%以上の石けんは繊維を選びません。
以上、シャボン玉友の会だよりNo.103より