虹の松原の松露と松露饅頭｜佐賀県唐津市の宮田松露饅頭

●松露饅頭のモデル　松露
手前が虹の松原でとれた松露・後ろは松露饅頭	唐津の特別名勝「虹の松原」に自生する「松露」が、今年もとれました。「松露」は黒松の根元にあらわれるキノコの一種で、コロコロとした丸い姿をしております。以前は燃料などに利用するため松の落ち葉をかき集めておりましたが、生活環境の変化からその習慣も見られなくなってしまいました。この落ち葉かきが｢松露｣を育む土壌をつくっておりましたので、現在では大変貴重なものとなっております。戦前くらいまではお吸い物や茶碗蒸などで食されていたようですが、地元唐津の人でも実物はほとんど見た事がない「幻のキノコ」でございます。松露饅頭はこの「松露」をかたどって当店の先祖が考案したもので、小さく可愛らしい姿を今も受け継いでおります。
佐賀大学の田中教授はこの「松露」の栽培に取り組んでおられます。許可が得られましたら、その成果もこのホームページでご紹介したいと思います。

●唐津 虹の松原の松露と松露饅頭